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オビカギバ
学名:Drepana curvatula acuta

ライトトラップに飛来した♂(2017.9.15 新潟県)
Data
和名 オビカギバ
開張 ♂:30〜38mm
♀:40〜42mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜9月
食べない
 幼虫はカバノキ科(ヤシャブシ,ヤマハンノキ,ヤハズハンノキ,ダケカンバ,ウダイカンバ,シラカンバ)の葉を食べる。
解説 山地性のカギバガの一種。
全体的に茶褐色で濃淡の個体差は激しい。
前翅中央よりやや前縁付近に2,3個の黒点がある。
雌雄共に櫛歯状だが、♀の枝は短い。
日本産はロシア南東部,サハリン,朝鮮半島,中国東北部と同じ亜種で基亜種はヨーロッパに分布している。
国内に生息するDrepana属は本種のみ。
 
トップの写真は9月15日の、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。静岡県の標高600m付近でのライトトラップにも♂が飛来している。
♀の写真は7月27日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
夜4時頃に飛来した。
(2014.7.27 静岡県)

ライトトラップに飛来した♀
(2012.7.27 山梨県)
 
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