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アシベニカギバ
学名:Oreta pulchripes

アシベニカギバ(2009.10.31)
Data
和名 アシベニカギバ
 別名:キオビカギバ
開張 ♂:26〜30mm
♀:34〜38mm
分布 北海道,本州,伊豆大島,四国,九州,対馬
出現期 5〜10月
食べない
 幼虫はスイカズラ科(ガマズミ,サンゴジュ,オオカメノキ,ゴマギ)の葉を食べる。
解説 赤い脚をしたカギバガ。
翅は全体的に茶褐色をしているが、外横線以下が黄色くなる変異があり、古くはキオビカギバとされていた。
幼虫は紫色を帯びた暗褐色で、白色の縞模様があり、胸部に突起,腹部先端に縞模様をした尾状突起がある。
前翅横脈上に「く」の字の白色紋があるが、不明瞭な個体もある。
平地から山地まで広く分布している。
日本固有種。
 
トップの写真は10月18日にガマズミにいた幼虫を飼育し、羽化させた成虫を撮影したもの。幼虫は採集後数日で葉を丸めて繭を作った。
黄色型の写真は、山梨県の標高1,600m付近の外灯に飛来した本種を撮影したもの。前翅の横脈上にあるとされる「く」の字の白色紋が明瞭な個体だった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
標高600m付近の雑木林で撮影。
(2013.5.25 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2013.5.25 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種B
(2013.5.25 静岡県)

羽化させた成虫@
(2009.10.31)

羽化させた成虫A
(2009.10.31)

羽化させた成虫B
(2009.10.31)

羽化させた成虫C
(2009.10.31)

頭部
(2009.10.31)

裏の翅
(2009.10.31)

外灯に飛来した黄色型@
(2011.8.11 山梨県)

外灯に飛来した黄色型A
(2012.7.26 山梨県)

ガマズミ上の幼虫@
(2009.10.31)

ガマズミ上の幼虫A
(2009.10.31)
 
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