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マダライラガ | |
学名:Kitanola uncula | |
ライトトラップに飛来した本種(2016.6.19) |
Data | |
和名 | マダライラガ |
開張 | 12〜22mm |
分布 | 北海道,本州(東北地方〜北陸地方,東海地方) |
出現期 | 6〜9月 |
餌 | 不明 幼虫はカバノキ科(ヤハズハンノキ)などの葉を食べる。 |
解説 |
山地性のイラガの一種。 前翅の地色は淡黄色で白色の横帯と中央から後方にかけて黒色の鱗粉が散布される。 ♂の後翅は暗褐色で、♀では明るい褐色。 触角は雌雄共に糸状。 本種は以前は同種と思われていた別種が含まれていた為、現在では本種の他、ビロードマダライラガ(Kitanola sachalinensis),ヒメマダライラガ(Kitanola masayukii),ミナミマダライラガ(Kitanola meridiana)に分けられており、正確な同定には雌雄の交尾器を精査する必要がある。 海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。 静岡県での写真は9月19日の夜10時頃、標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。 |
PHOTO | |
ライトトラップに飛来した本種@ (2016.6.19) |
ライトトラップに飛来した本種A (2016.6.19) |
ライトトラップに飛来した本種B (2015.9.19 静岡県) |
ライトトラップに飛来した本種C (2015.9.19 静岡県) |
ライトトラップに飛来した本種D (2015.9.19 静岡県) |