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ホタルガ
学名:Pidorus atratus

自宅の外灯に飛来した♂(2015.6.21)
Data
和名 ホタルガ
開張 42〜57mm
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜6,9月
花の蜜
 幼虫はツバキ科のサカキ,ヒサカキの葉を食べる。
解説 オシャレな容姿をしたマダラガ科の蛾。
赤い頭部に黒い体をしていることから、ホタルガの和名がある。
触角はまるで鳥の羽のようで、黒い翅には白い帯模様があり、蛾の中ではとても綺麗である。
触角は雌雄共に両櫛歯状だが、♀の枝は短い。
昼行性だが灯火にも集まる。
本種はシロシタホタルガNeochalcosia remota)に似るが、本種の白帯はシロシタホタルガよりも下にあり、後翅は黒褐色で白斑がないことなどで区別できる。
海外では台湾,朝鮮半島南部,中国に分布している。
 
トップの写真は6月21日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

葉上の♀
この日はちょうど発生時期らしく多数の本種が見られた。
(2006.9.22)

自宅の外灯に飛来した♂@
(2015.6.21)

自宅の外灯に飛来した♂A
(2015.6.21)

♂の触角のアップ
(2015.6.21)

幼虫@
黄・黒・灰色の縦条模様がある。
(2006.4.22)

幼虫A
(2006.4.22)
 
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