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クロスジキヒロズコガ
学名:Tineovertex melanochryseus

林道にいた個体(2021.6.26)
Data
和名 クロスジキヒロズコガ
開張 ♂:約10.5mm
♀:12〜13mm
分布 本州,四国,九州,石垣島,西表島,与那国島
出現期 5〜7月
不明
 幼虫は枯葉を食べる。
解説 小型のヒロズコガ科の一種。
前翅は淡黄色で、前縁付近と外縁から後縁後方にかけて黒褐色。
頭部と胸部も黒褐色。
触角は長く、前翅と同じ位。
♀はシダ植物のシシガシラの葉に産卵管を刺して卵を産み付けるが、幼虫はシシガシラを食べることなく、地上に降りて枯葉を食べるという。幼虫で越冬する。
低山地に多いとされ、昼行性で夜間は灯火にも飛来する。
海外では、台湾とインドに分布している。
国内に生息するTineovertex属は本種のみ。
 
トップの写真は6月26日に林道沿いの草の葉上に止まった本種を撮影したもの。自宅の外灯やライトトラップにもよく飛来している。
PHOTO

林道にいた個体
(2021.6.26)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2013.6.16)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2013.6.16)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2013.6.16)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2013.6.16)

ライトトラップに飛来した本種
近くの森林内で撮影。
(2015.6.25)
 
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