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ヒノキカワモグリガ
学名:Coenobiodes granitalis

自宅の外灯に飛来した本種(2018.6.3 静岡県)
Data
和名 ヒノキカワモグリガ
 別名:ヒノキカワムグリガ
開張 12〜17mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜9月
不明
 幼虫はヒノキ科(スギ,ヒノキ,ニオイヒバ)の樹皮内を食べる。
解説 スギ・ヒノキから発生するヒメハマキの一種。
前翅にある黒褐色から淡色までのグラデーションのある横帯が特徴的。
「原色日本蛾類図鑑」(保育社)によると、幼虫はスギ・ヒノキの幹の樹皮内の形成層に沿って平たく食し、小室を作ることが木曽福島と京都の林業試験場員によって発見されたという。
海外からの分布は知られていない。
 
国内に生息するCoenobiodes属は以下の3種。
和名/学名 分布
イチイヒメハマキ
Coenobiodes abietiella
北海道,本州
ロッコウヒメハマキ
Coenobiodes acceptana
北海道,本州,四国,九州
ヒノキカワモグリガ
Coenobiodes granitalis
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
 
トップの写真は6月3日の夜、静岡県の標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。以前にも同じ場所で撮影している他、自宅にも一度だけ飛来している。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2015.6.1)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2015.6.1)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2015.6.1)

ライトトラップに飛来した本種@
標高600m付近で撮影。
(2012.6.23 静岡県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2018.6.3 静岡県)
 
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