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ダイズサヤムシガ
学名:Matsumuraeses falcana

ライトトラップに飛来した♂(2016.4.10)
Data
和名 ダイズサヤムシガ
 別名:ニセマメサヤヒメハマキ
開張 16〜20mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島
出現期 4〜11月
不明
 幼虫はマメ科(クズ,ダイズ,アズキ,インゲンマメ,ソラマメ,ハリエンジュ,シロツメクサ)の葉・鞘・茎を食べる。
解説 ダイズなどの害虫として知られるヒメハマキの一種。
前翅の斑紋は変異があり、地色が淡褐色で前半が黒褐色のものや全体的に茶褐色のものなどが見られる。
♀の前翅は全体的に灰茶褐色をしている。
幼虫はダイズなどのマメ科植物を食害する為害虫とされており、葉を綴り内部から食べ、鞘や茎にも穿孔する。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,ベトナム,タイ,ネパールに分布している。
 
国内に生息するMatsumuraeses属は以下の5種。
和名/学名 分布
クズヒメサヤムシガ
Matsumuraeses ussuriensis
北海道,本州,四国
アズキサヤムシガ
Matsumuraeses azukivora
北海道,本州,九州
ヒロバヒメサヤムシガ
Matsumuraeses vicina
北海道,本州,対馬
ダイズサヤムシガ
Matsumuraeses falcana
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,沖縄島
マメヒメサヤムシガ
Matsumuraeses phaseoli
北海道,本州,四国,九州
 
写真は4月10日の夜4時頃、近所の林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。細長い翅からツトガ類の仲間かと思った。♀の写真は10月5日の夜に自宅の外灯に飛来したもの。一応♀としたものの♂の個体差の可能性もあり確証はない。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2016.4.10)

ライトトラップに飛来した♀@
(2021.10.5)

ライトトラップに飛来した♀A
(2021.10.5)

ライトトラップに飛来した♀B
(2021.10.5)
 
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