ホーム > チョウ目 > アゲハモドキガ科
 
キンモンガ
学名:Psychostrophia melanargia

キンモンガ(2011.8.10 山梨県)
Data
和名 キンモンガ
開張 16〜21mm
分布 本州,四国,九州
出現期 5〜6,8〜9月
花の蜜
解説 黒地に黄色い紋が美しいチョウのような姿をしたガ。
紋の色は通常は黄色をしているが、白い紋をしたものも見られ、白紋型(f.albomaculata)と呼ばれ特に九州に多いとされている。更に紋の大きさにも個体差が見られる。
低山地から山地にかけて生息。昼行性。
本種はツバメガ上科に属するフタオガ科に分類されるが、アゲハモドキガ科ツバメガ科に近縁で、学者によって分類が異なる。当ページでは、従来の参考文献である「原色日本蛾類図鑑」(保育社)や「原色昆虫大図鑑」(北隆館)に従ってフタオガ科としていたが、最新の「日本産蛾類標準図鑑T」(学研)に従いアゲハモドキガ科に変更した。
国内に生息するPsychostrophia属は本種のみ。
 
白紋型の写真は8月21日に静岡県の標高1,000m以上の山地で撮影したもの。写真は白紋型。黄色い紋をした個体のほうが多くよく飛んでいたのだが、残念ながら撮影するチャンスにめぐり合えなかった。
後に山梨県の低山地の林縁で黄色い紋の個体を撮影することができた。
PHOTO

葉上で休む本種@
(2011.8.11 山梨県)

葉上で休む本種A
(2011.8.11 山梨県)

葉上で休む本種B
(2011.8.11 山梨県)

白紋型@
(2008.8.21 静岡県)

白紋型A
(2008.8.21 静岡県)

白紋型B
(2008.8.21 静岡県)
 
先頭ページへ