ウスイロオオエダシャク | |
学名:Amraica superans superans | |
ライトトラップに飛来した♂(2015.6.24) |
Data | |
和名 | ウスイロオオエダシャク |
開張 | ♂:51〜62mm ♀:58〜71mm |
分布 | 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島 |
出現期 | 5〜9月 |
餌 | 花の蜜,樹液など 幼虫はニシキギ科(マユミ,ツリバナ,ヒロハツリバナ,マサキ,ツルウメモドキ)などの葉を食べる。 |
解説 |
大型のエダシャクの一種。 ♂は全体的に灰褐色で、前翅の内横線から上と外横線から翅頂にかけて茶褐色〜暗褐色。 ♀では全体的に暗色で斑紋は目立たない。 ♂の触角は櫛歯状で外側にのみ櫛歯が生える。♀では糸状。 ♀は灯火に飛来することは少ないという。 近似種に九州以南に分布するアサヒナオオエダシャク(Amraica asahinai)がいるが、前翅の外縁が反り、細長く見えるのに対し、本種の前翅の外縁は反らない点で区別できる。 国内に分布する本種は基亜種で、台湾産とロシア南東部,中国,朝鮮半島産はそれぞれ別亜種が分布している。 |