ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > エダシャク亜科
 
リンゴツノエダシャク
学名:Phthonosema tendinosaria

ライトトラップに飛来した♂(2015.7.26)
Data
和名 リンゴツノエダシャク
開張 ♂:40〜52mm
♀:55〜62mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(大島,三宅島,御蔵島),四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現期 5〜9月
樹液など
 幼虫はリンゴ,ナシ,コナラ,クリ,ダーリア,タニウツギ,ミツバツツジ,リンキ,キツネヤナギ,バラ,ブナ,キブシなどの葉を食べる。
解説 エダシャクの仲間。
♂の触角は櫛歯状、♀では糸状。
黒い横線が2本ある。
同属のトビネオオエダシャクと似ているが、本種よりも横線が細く、翅は太い。
海外では朝鮮半島,中国東北部,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するPhthonosema属は以下の2種。
和名/学名 分布
リンゴツノエダシャク
Phthonosema tendinosaria
北海道,本州,伊豆諸島(大島,三宅島,御蔵島),四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
トビネオオエダシャク
Phthonosema invenustaria invenustaria
北海道,本州,四国,対馬,九州
 
トップの写真は7月26日の夜1時頃、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。今まで撮影した中では最も暗い色調の個体だった。
7月7日の夜3時半頃、山梨県の標高1,600m付近の宿泊施設の明かりに飛来した♂を撮影したもの。
静岡県の写真は7月23日の夜、標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

外灯に飛来した♂
標高1,600m付近で撮影。
(2013.7.7 山梨県)

ライトトラップに飛来した♂
標高600m付近で撮影。
(2012.6.23 静岡県)

ライトトラップに飛来した♀@
標高500m付近で撮影。
(2018.7.22 静岡県)

ライトトラップに飛来した♀A
標高600mm付近で撮影。
(2012.7.23 静岡県)

外灯に飛来した♀
池沿いの外灯に飛来した。
(2012.7.3 鹿児島県)
 
先頭ページへ