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ナカキエダシャク
学名:Plagodis dolabraria

明かりに飛来した♂(2015.8.11 山梨県)
Data
和名 ナカキエダシャク
開張 ♂:22〜32mm
♀:28〜36mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
花の蜜など
 幼虫はブナ科(コナラ)の葉を食べる。
解説 残像のような褐色の斑紋が特徴的なエダシャク。
後翅は淡黄色〜白色で、後角部付近は黒色。
♂の触角は櫛歯状、♀では糸状。
海外ではサハリン,朝鮮半島からヨーロッパまで広く分布している。
 
国内に生息するPlagodis属は以下の2種(3亜種)。
和名/学名 分布
ナカキエダシャク
Plagodis dolabraria
北海道,本州,四国,九州,対馬
コナフキエダシャク(北海道亜種)
Plagodis pulveraria jezoensis
北海道
コナフキエダシャク(本州・四国・九州亜種)
Plagodis pulveraria japonica
本州,四国,九州,対馬
コナフキエダシャク(本州高山帯亜種)
Plagodis pulveraria montana
本州(中部高山帯)
 
トップの写真は8月11日の夜、山梨県の標高1,600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。静岡県で撮影した個体では白っぽかったので個体差があるようだ。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2015.8.11 山梨県)

ドームシェルターの明かりに飛来した♂@
(2011.5.3 静岡県)

ドームシェルターの明かりに飛来した♂A
(2011.5.3 静岡県)

ライトトラップに飛来した♀
(2015.8.11 山梨県)
 
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