ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > エダシャク亜科
 
モンシロツマキリエダシャク
学名:Xerodes albonotaria albonotaria

ライトトラップに飛来した本種(2016.3.26)
Data
和名 モンシロツマキリエダシャク
開張 32〜43mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 4〜6月
樹液など
 幼虫は広食性で広葉樹や草木、シダ類の葉を食べる。
解説 前翅の後縁が切れ込みが入ったようなやや大型のエダシャク。
翅の色は赤褐色から灰褐色まで変異がある。
前翅の中央に後翅に跨る黒い帯模様が見られ、前翅下部には円形の黒斑が1対見られる。
国内に生息する本種は屋久島以北が基亜種、奄美大島以南は色彩が濃い個体が多いなどの違いが見られ、亜種(aritai)に分けられている。
海外では台湾,朝鮮半島,中国東北部,ロシア南東部に分布している。
 
トップの写真は3月26日の夜、近所の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2012.4.8)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2012.4.8)

外灯の光りにより、自宅に侵入した個体
(2008.5.8)

淡褐色の個体
杉林で見られた。
(2007.5.2 静岡県)

赤褐色の個体
落ち葉などを入れていたゴミ袋の中にいた。
(2006.4.1)
 
先頭ページへ