ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > エダシャク亜科
 
オオマエキトビエダシャク
学名:Nothomiza oxygoniodes

自宅の外灯に飛来した本種(2016.4.6)
Data
和名 オオマエキトビエダシャク
開張 27〜38mm
分布 本州(関東地方以西),伊豆諸島(式根島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島
出現期 4〜10月
花の蜜など
 幼虫モチノキ科(ナナミノキ,モチノキ,タラヨウ)の葉を食べる。
解説 前翅前縁に沿って黄色い紋があるエダシャク。
マエキトビエダシャクとよく似るが、マエキトビエダシャクでは翅頂から後縁に伸びる黄色い紋の発達が悪く、斑紋状になるのに対し、本種では前種よりも伸びる。更に本種のほうが大きい。
海外では朝鮮半島に分布している。
 
国内に生息するNothomiza属は以下の2種。
和名/学名 分布
マエキトビエダシャク
Nothomiza formosa
北海道,本州,四国,九州
オオマエキトビエダシャク
Nothomiza oxygoniodes
本州(関東地方以西),伊豆諸島(式根島,御蔵島,八丈島),四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島
 
トップの写真は4月6日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。近似種のマエキトビエダシャクは一度だけ飛来しているが本種はよく飛来している。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2016.4.6)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2016.4.6)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2012.4.25)

自宅の外灯に飛来した本種C
開張は35mmあった。
(2007.4.12)

自宅の外灯に飛来した本種D
(2007.4.12)
マエキトビエダシャクとの相違点

オオマエキトビエダシャク
翅頂から外縁にかけて黄色い紋が伸びる。
前翅前縁の三角形は前縁に対して鈍角。
本種のほうが大きい。
(2007.4.12)

マエキトビエダシャク
翅頂から外縁にかけての黄色い紋はさほど伸びず、斑紋状になる。
前翅前縁の三角形は前縁に対して直角。
本種のほうが小さい。
(2007.6.23)
 
先頭ページへ