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クワエダシャク
学名:Phthonandria atrilineata atrilineata

ライトトラップに飛来した♂(2015.6.7)
Data
和名 クワエダシャク
開張 ♂:37〜49mm
♀:45〜55mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜9月
花の蜜など
 幼虫はクワ科(クワ)の葉を食べる。
解説 クワの葉を食草とするエダシャクの一種。
全体的に褐色で、内横線と外横線は黒色で明瞭。内・外横線の間付近は暗色。
稀に全体的に黒色の黒化型が出現するという。
触角は雌雄共に櫛歯状だが、♀の櫛歯は短い。
国産のものは基亜種で、台湾産とインド北部産の個体はそれぞれ別亜種とされている。
 
トップの写真は6月7日の夜0時半頃、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。
♀の写真は9月18日の夜、自宅の外灯に飛来したもの。黒化型の写真は9月21日に公衆トイレの明かりに飛来していた個体を日中に採集してから撮影したもの。前翅の前縁沿いを除いて全体的に暗化しているので黒化型と呼んで差し支えはないと思われる。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2015.6.7)

自宅の外灯に飛来した♀
(2011.9.18)

黒化型@
公衆トイレの外灯に飛来した。
(2013.9.21)

黒化型A
(2013.9.21)

黒化型B
(2013.9.21)
 
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