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ハスオビエダシャク
学名:Descoreba simplex simplex

ライトトラップに飛来した♀(2017.5.2)
Data
和名 ハスオビエダシャク
開張 37〜50mm
分布 本州,伊豆諸島(伊豆大島,利島),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 4〜5月
花の蜜など
 幼虫は広食性で多くの広葉樹の葉を食べる。
解説 春に出現するエダシャクの一種。
前翅の地色は淡褐色で後縁中央付近から翅頂にかけて暗褐色の帯がある。
斑紋には個体差があり、帯が点列状のものから周囲に広がるものまで見られる。
♂の触角は櫛歯状、♀では糸状。
幼虫は複雑な斑紋があり個体差もあるが頭部の周囲が黒色で、腹部末端の背面に1対の赤い棘があるのが特徴。
海外では台湾,朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。
  
トップの写真は5月2日に神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した♀を撮影したもの。♂は4月30日に林道に飛び出してきたもの。幼虫はイタドリの葉を食べているものと木の幹に止まってじっとしているものを撮影している。
PHOTO

雑木林内の林道にいた♂@
(2006.4.30)

雑木林内の林道にいた♂A
(2006.4.30)

イタドリの葉を食べる幼虫@
(2012.6.2)

イタドリの葉を食べる幼虫A
(2012.6.2)

幼虫@
(2011.5.21)

幼虫A
(2011.5.21)

幼虫B
(2011.5.21)
 
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