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ゴマフボクトウ
学名:Zeuzera multistrigata leuconota

♂(2008.8.21 静岡県)
Data
和名 ゴマフボクトウ
開張 40〜70mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
出現期 7〜8月
不明
 幼虫は各種広葉樹に寄生。
解説 胡麻斑模様をしたボクトウガ。
低山地から山地に生息している。
幼虫は各種広葉樹に穿孔して食べる。英名ではカーペンターワーム、つまり大工の虫と呼ばれている。
♂は触角が櫛状に発達するが、♀では絲状に近い。
基亜種はインド・東南アジアに生息し、国内の本種は朝鮮半島とシベリア南東部と同じ亜種とされる。
 
国内に生息するゴマフボクトウ属(Zeuzera)は以下の3種。
和名/学名 分布
ゴマフボクトウ
Zeuzera multistrigata leuconota
北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島
クロシオゴマフボクトウ
Zeuzera caudata rhabdota
伊豆諸島(神津島,三宅島,御蔵島,八丈島),九州(宮崎県,鹿児島県),石垣島,西表島
コーヒーゴマフボクトウ
Zeuzera coffeae
奄美大島,徳之島,沖石垣島,西表島
 
写真は8月21日に静岡県の谷川沿いの外灯に飛来した♂を撮影したもの。新潟県でのライトトラップにも飛来している。♀の写真は岩手県でのライトトラップに飛来したもの。幼虫は雑木林沿いの草の葉上にいた。
PHOTO

外灯に飛来した♂
(2008.8.21 静岡県)

ライトトラップに飛来した♂@
(2018.7.14 新潟県)

ライトトラップに飛来した♂A
(2018.7.14 新潟県)

ライトトラップに飛来した♂B
(2018.7.15 新潟県)

ライトトラップに飛来した♀@
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに飛来した♀A
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに飛来した♀B
(2021.8.4 岩手県)

ライトトラップに飛来した♀C
(2021.8.4 岩手県)

幼虫
(2007.5.26)
 
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