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シロホシクロアツバ
学名:Idia curvipalpis

石灯篭にいた本種(2020.6.23)
Data
和名 シロホシクロアツバ
開張 22〜30mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 7〜9月
果実の汁など
 幼虫は広葉樹の枯葉を食べる。
解説 クルマアツバの一種。
下唇鬚は長く角のように見え、大きく後方へ反る。
全体的に紫色を帯びた黒褐色で、前翅前縁付近に大小2対の淡黄色の紋がある。
内・外横線と亜外横線は白色で不明瞭。
同属のキモンクロアツバに似るが、キモンクロアツバは山地性で紋は橙色で大きい。
 
国内に生息するIdia属は以下の3種。
和名/学名 分布
キモンクロアツバ
Idia quadra
北海道,本州,四国
シロホシクロアツバ
Idia curvipalpis
北海道,本州,四国,九州
ツマジロクロアツバ
Idia fulvipicta
奄美大島
 
トップの写真は6月23日に近所の林道入り口にある石灯篭に止まっていた本種を撮影したもの。以前静岡県でのライトトラップに来た個体より模様のはっきりとした美しい個体だった。下の写真は7月23日午前0時頃、静岡県の標高600m付近の雑木林に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2012.7.23 静岡県)
 
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