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ナンキシマアツバ
学名:Hepatica nakatanii

ライトトラップに飛来した本種(2016.7.31)
Data
和名 ナンキシマアツバ
開張 24〜27mm
分布 本州(関東地方以西),四国,九州,対馬,屋久島
出現期 4〜5,7〜8月
花の蜜など
 幼虫の食草は不明。
解説 ムラサキアツバの一種。
前翅の地色は1化の個体では淡褐色、2化の個体では紫褐色。
外横線は茶褐色で太く、直線状。
腹部背面には2つの黒色の毛束がある。
シマアツバ(Hepatica linealis)に似るが、シマアツバでは外横線はやや淡く外側は淡色で縁どられ、亜外横線は黒点列状なのに対し、本種では外横線は太く外側の縁取りがないことや、亜外横線は前縁沿いの1黒点のみであるなどで判別できる。
海外では韓国の莞島(ワンド島)に分布している。
 
写真は7月31日の夜3時頃、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2016.7.31)
 
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