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ヤマトエンマムシ
学名:Hister japonicus

住宅街の道路に飛来した個体(2012.5.26)
Data
和名 ヤマトエンマムシ
体長 9.5〜13mm
分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬
出現期 4〜10月
動物の死骸
 幼虫は獣糞内のハエ類の幼虫を食べる。
解説 動物の死骸に集まるエンマムシの一種。
本種は国内のエンマムシの中で最も大型になる。
エンマムシ(Merohister jekeli)に似るが、エンマムシでは前胸背板の側溝は1本なのに対して、本種では2本で前縁で1本になる。
 
国内に生息するクロエンマムシ属(Hister)は以下の7種。
和名/学名 分布
ヤマトエンマムシ
Hister japonicus
本州,佐渡島,伊豆諸島(神津島),淡路島,隠岐,四国,九州,対馬
クロエンマムシ
Hister concolor
北海道,利尻島,本州,淡路島,四国,九州
ニセクロエンマムシ
Hister unicolor leonhardi
本州,九州
イブシエンマムシ
Hister congener
本州
ツヤエンマムシ
Hister impunctatus
本州
アラメエンマムシ
Hister salebrosus subsolanus
本州,四国,九州,能古島
ヒメツヤエンマムシ
Hister simplicisternus
本州,佐渡島,隠岐,四国,九州,対馬
 
写真は5月26日に、住宅街の道路に飛来した本種を採取して林内で撮影したもの。大型で定規で測ったところ14mm程あった。
PHOTO

住宅街の道路に飛来した個体
(2012.5.26)
 
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