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ハマベエンマムシ
学名:Hypocaccus varians varians

ハマベエンマムシ(2021.5.15 新潟県)
Data
和名 ハマベエンマムシ
体長 約3mm
分布 北海道,大島(渡島),奥尻島,本州,飛島,佐渡島,伊豆諸島(式根島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,藍島,五島列島,下甑島,種子島,薩摩黒島,奄美大島,徳之島,与論島,久米島,石垣島,与那国島
出現期 3〜11月
魚の死骸など
解説 海岸性のエンマムシの一種。
やや金属光沢のある黒色で前胸背のほとんどが滑沢。
上翅の後半は点刻がある。
海岸性で魚の死骸などに集まる。
近似種にニセハマベエンマムシ(Hypocaccus sinae)がおり、前胸背の周囲に点刻があるなどの違いがある。
 
国内に生息しているハマベエンマムシ属(Hypocaccus)のBaeckmanniolus亜属は本種のみで以下の2亜種に分けられている。
亜種区分/学名 分布
基亜種
Hypocaccus v. varians
北海道,大島(渡島),奥尻島,本州,飛島,佐渡島,伊豆諸島(式根島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,藍島,五島列島,下甑島,種子島,薩摩黒島,奄美大島,徳之島,与論島,久米島,石垣島,与那国島
小笠原亜種
Hypocaccus v. hatsune
小笠原諸島
 
写真は5月15日に新潟県の海岸で流木の下にいた本種を撮影したもの。3匹一緒に見られたがすぐに飛び去ってしまった。
PHOTO

砂浜の流木の下にいた個体@
(2021.5.15 新潟県)

砂浜の流木の下にいた個体A
(2021.5.15 新潟県)

砂浜の流木の下にいた個体B
(2021.5.15 新潟県)
 
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