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ヒラタドロムシ
学名:Mataeopsephus japonicus

ヒラタドロムシ(2009.7.30 静岡県)
Data
和名 ヒラタドロムシ
体長 約8mm
分布 本州,四国,九州,屋久島
出現期 6〜7月
藻類など
解説 水生の甲虫であるヒラタドロムシの一種。
黒色で、上翅後方が太い。
脚は黄褐色で、腿節末端などは暗色。
幼虫は、円形に近い楕円形で大変扁平で、谷川などの石の裏にへばり付いている。
成虫も水生で石の下などにいるが、泳いだりはせず、灯火にもよく飛来する。
 
国内に生息するヒラタドロムシ属(Mataeopsephus)は以下の2種。
和名/学名 分布
ヒラタドロムシ
Mataeopsephus japonicus
北海道,本州,四国,九州
ヒメヒラタドロムシ
Mataeopsephus maculatus
本州,四国
 
成虫の写真は7月30日の夜、静岡県の渓流沿いの外灯に飛来した個体を撮影したもの。
幼虫の写真は5月2日に、静岡県の渓流で発見したもの。本種の場合は成虫だけ紹介しても特徴的な幼虫を紹介しないことにはあまり意味がない為、最初から幼虫目当てで探したらあっさりと見つかった。渓流の比較的流れの穏やかな川底の石の下に多いようだ。
PHOTO

幼虫@
(2011.5.2 静岡県)

幼虫A
(2011.5.2 静岡県)

幼虫B
(2011.5.2 静岡県)

幼虫が棲息する渓流
(2011.5.2 静岡県)
 
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