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ハヤシミドリシジミ
学名:Favonius ultramarinns ultramarinns

ライトトラップに飛来した♀(2016.8.10 山梨県)
Data
和名 ハヤシミドリシジミ
前翅長 約20mm
分布 北海道,本州,佐渡島,九州
出現期 6〜8月
クリなどの花の蜜
 幼虫はブナ科(カシワ)の葉を食べる。
解説 ミドリシジミの一種。
カシワ固有のミドリシジミで主にカシワ林に生息している。
エゾミドリシジミ(Favonius jezoensis)に酷似するが、本種では一回り大きく、尾状突起がやや長め、後翅裏面の白帯の暗褐色の縁取りが不明瞭、後翅裏面の2つのオレンジ色の紋が繋がらない傾向があるなどの違いがある。
 
写真は8月10日の夜2時頃、山梨県の標高1,000m付近のコナラ主体の雑木林内に設置したライトトラップに飛来した♀を撮影したもの。飛来する前からライトトラップのそばの木の枝で翅を広げて休んでいるところを確認していたが翅の表が見れず撮影まではしていなかった。ライトトラップに飛来すると普段は翅を畳んでいるがライトで照らすとすぐに翅を広げるという行動が観察でき、シャッターチャンスはあまりなかった。
 
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