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ヒオドシチョウ
学名:Nymphalis xanthomelas

地面のミネラル分を吸う本種(2013.7.7 山梨県)
Data
和名 ヒオドシチョウ
前翅長 32〜42mm
分布 国後島,北海道,礼文島,利尻島,天売島,焼尻島,本州,佐渡島,四国,九州
出現期 6〜7月
 成虫で越冬する。
花の蜜,腐った果実
 幼虫はニレ科(エノキ,エゾエノキ,ハルニレ,オヒョウ,アキニレ,ケヤキなど),ヤナギ科(シロヤナギ,エゾヤナギ,ネコヤナギ,キヌヤナギ,シダレヤナギ,オオバヤナギ,シバヤナギなど)の葉を食べる。
解説 山地性のタテハチョウの一種。
翅は橙色で、外縁沿い周辺は黒色で外側は空色で縁取られる。
前翅頂付近の黒紋の間に白紋がある。
和名は、翅の色彩と模様が、武士の緋縅に似ていることに由来している。
海外では、朝鮮半島,ロシア,中国,台湾(高地),ヒマラヤ〜ヨーロッパ南東部に分布し、ヨーロッパ産は基亜種とされる。
 
写真は7月7日に山梨県の標高1,600m付近の疎林周辺にいた本種を撮影したもの。
PHOTO

地面のミネラル分を吸う本種
(2013.7.7 山梨県)

横から見た本種
(2013.7.7 山梨県)

塀に止まる本種
(2013.7.7 山梨県)

前から見た本種
(2013.7.7 山梨県)

上から見た本種
(2013.7.7 山梨県)
 
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