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ヤマトヒメカゲロウ
学名:Hemerobius japonicus

ヤマトヒメカゲロウ(2021.2.12)
Data
和名 ヤマトヒメカゲロウ
開張 約16mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜10月
甘露
解説 普通に見られるヒメカゲロウの一種。
体色は褐色で、翅脈に多少の暗色部が見られる程度で目立った斑紋はない。
よく似た種にミヤマヒメカゲロウ(Hemerobius humulinus)がいるが、ミヤマヒメカゲロウでは前翅の外縁から後縁にかけて灰褐色の濃淡が交互にある点で区別できる。
 
国内に生息するヒメカゲロウ属(Hemerobius)は以下の16種。
和名/学名 分布
ヤマトヒメカゲロウ
Hemerobius japonicus
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島),四国,九州,対馬
ミヤマヒメカゲロウ
Hemerobius humulinus
北海道,本州,四国,九州
カオグロヒメカゲロウ
Hemerobius atrifrons
北海道
ヤエヤマヒメカゲロウ
Hemerobius cercodes
西表島
マドヒメカゲロウ
Hemerobius fenestratus
国後島
フジモトヒメカゲロウ
Hemerobius fujimotoi
北海道,本州
キバネヒメカゲロウ
Hemerobius harmandinus
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヘリブトヒメカゲロウ
Hemerobius marginatus
北海道,本州,九州
クロヒゲヒメカゲロウ
Hemerobius nigricornis
北海道,本州,四国
クロモンヒメカゲロウ
Hemerobius radialis
本州
サザナミヒメカゲロウ
Hemerobius shibakawae
北海道,本州,四国
スジマダラヒメカゲロウ
Hemerobius simulans
北海道
ワモンヒメカゲロウ
Hemerobius striatus
北海道,本州
エゾヒメカゲロウ
Hemerobius subfalcatus
北海道
リシリヒメカゲロウ
Hemerobius tateyamai
利尻島
ミスジヒメカゲロウ
Hemerobius tristriatus
北海道,本州
 
写真は2月12日に羽化した本種を撮影したもの。2月6日に近所の林道で朽木を割ったら小さな繭が出てきたので持ち帰って管理したところ、本種が羽化した。ちなみに本種がいた同じ朽木にゴマフリドクガの蛹も得られた。
PHOTO

羽化させた個体@
(2021.2.12)

羽化させた個体A
(2021.2.12)

羽化させた個体B
(2021.2.12)

羽化させた個体C
(2021.2.12)

朽木内の蛹@
(2021.2.6)

朽木内の蛹A
(2021.2.6)
 
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