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エノキワタアブラムシ
学名:Shivaphis celti

エノキ上の有翅型(2009.5.23)
Data
和名 エノキワタアブラムシ
体長 17.〜2mm
分布 日本全土
出現期 4〜11月
ニレ科(エノキ,ムクノキ)の汁
 幼虫も同様。
解説 エノキに集まる綿だらけのアブラムシ。
無翅型・有翅型共に多量の綿毛状ワックスで覆われる。
触角は白色に黒色の斑紋がある。
翅は翅脈沿いに黒く縁取られる。
 
写真は5月23日にエノキの茎上を歩いていた有翅型を発見して撮影したもの。有翅型の近くのエノキの葉の裏には、複数の無翅型成虫と幼虫が集まったコロニーが見られた。これらの白い綿毛は、本種の出す糖分を含んだ排泄物が体に付着するのを防ぐ役目があると思われる。
11月3日にはエノキの幼木に無翅型が見られたが、恐らく有性世代の♀と思われる。
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PHOTO

エノキ上の有翅型(有性世代)
(2010.11.13)

エノキ上の有翅型(単性世代)@
(2009.5.23)

エノキ上の有翅型(単性世代)A
(2009.5.23)

エノキ上の無翅型@
(2010.11.3)

エノキ上の無翅型A
(2010.11.3)

エノキ上の無翅型B
(2009.5.23)

エノキ上の幼虫(単性世代)
(2009.5.23)

エノキ上のコロニー
(2009.5.23)

本種が付いているエノキ@
(2009.5.23)

本種が付いているエノキA
(2010.11.3)
 
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