クヌギトゲマダラアブラムシ | |
学名:Tuberculatus capitatus | |
クヌギ上の有翅型(2010.5.6) |
Data | |
和名 | クヌギトゲマダラアブラムシ |
体長 | 約2mm |
分布 | 本州,他不明 |
出現期 | 5〜6月 |
餌 | クヌギ,コナラ,カシワなどの汁 幼虫も同様。 |
解説 |
クヌギやコナラに集まる黄色いトゲマダラアブラムシ。 体色は黄緑色〜黄白色で、胸部から腹部の背面に2列で指状突起が並ぶ。 触角は白地に黒い斑紋がある。 本種と酷似した同属のカシワトゲマダラアブラムシ(Tuberculatus yokoyamai)がいるが、前胸背板の指状突起は1対のみ(本種では2対)の他、指状突起の長さなどの違いから同定できる。 11月6日に前回と同じクヌギを訪れたところ、有性世代と思われる黒い模様のある無翅型と一緒に変わった有翅型を発見した。体色がやや濃く少し暗色の斑紋もあるものの単性世代と同様に指状突起もあり有性世代の特徴とも異なるので、有性世代を産むタイプの胎生♀と考えると説明が付くように思われる。 |
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