ナシミドリオオアブラムシ | |
学名:Nippolachnus piri | |
無翅型(2009.7.11) |
Data | |
和名 | ナシミドリオオアブラムシ |
体長 | 無翅胎生♀:約3mm 有翅胎生♀:約4mm |
分布 | 本州,他不明 |
出現期 | 5〜7,9〜11月 |
餌 | 一次寄主:シャリンバイ,ビワ 二次寄主:ナシ,ナナカマド 卵で越冬する。 |
解説 |
緑色の大型のアブラムシ。 濃淡のある緑色で、触角は短く、後脚は長い。 有翅型は、体色が全く異なり、茶褐色で腹部に明瞭な白色部(ロウ質白粉)がある。 卵で越冬する。 10月10日に同じシャリンバイを探したところ、有翅型が複数見られた。春はどの場所のシャリンバイやビワでも無翅型しか見つからなかったが、秋になったら普通に有翅型が見られるということは、有性世代でのみ有翅型が出現するのかもしれない。 4月19日に撮影した有翅型は花を咲かせていたミズキをビーティングして得られたもの。似た種もいないことから本種と思われるが、ミズキに来るという情報は見当たらないため、恐らく一次寄主で発生したものが二次寄主に移動中の個体の可能性がある。 |
関連リンク | アブラムシ特集 |