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アキカラマツオナガアブラムシ
学名:Longicaudus trirhodus

アキカラマツ上の無翅型(2010.6.11)
Data
和名 アキカラマツオナガアブラムシ
 別名:ハマナスオナガアブラムシ
体長 約2mm
分布 本州,他不明
出現期 3〜12月
一次寄主:バラ類(ハマナス,ノイバラなど)
二次寄主:カラマツソウ類(アキカラマツなど),コスモス

 幼虫も同様。
解説 カラマツソウ類に集まる尾片が長いアブラムシ。
体色は淡黄色で他に黄緑色や緑色まで変異があるが稀。
角状管は大変短く、尾片は長い。
 
写真は6月11日にアキカラマツ上にいた無翅型を撮影したもの。アキカラマツ自体はよく見るが、本種を見たのは初めてだった。皆、葉の表に点在していたが、アブラバチ類に寄生されたらしく、ほとんどがマミーで生きた成虫は1匹しか見つからなかった。
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PHOTO

アキカラマツ上の無翅型
右の変色した個体は天敵に寄生された死骸と思われる。
(2010.6.11)

アキカラマツ上のマミー
(2010.6.11)

アキカラマツ上の幼虫
(2010.6.11)

本種がいたアキカラマツ
大部分がマミー(死骸)だった。
(2010.6.11)
 
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