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ネギアブラムシ
学名:Neotoxoptera formosana

ネギ上の有翅型(2010.2.27)
Data
和名 ネギアブラムシ
体長 1.8〜2.0mm
分布 本州,四国,九州
出現期 2〜6,10〜12月
ネギ,タマネギ,ニラ,ノビルの汁
 幼虫も同様。
解説 ネギやニラに付くアブラムシ。
体色は黒色で光沢がある。角状管は淡黄褐色。
有翅型の翅は、翅脈に沿って黒く縁取られる。
繁殖力も高く、ネギ等の寄主植物の根元付近に群れていることが多い。
ネギに来る為、害虫として有名ではあるが、翅の模様は本種特有のものでなかなか綺麗なアブラムシだと思う。
 
写真は2月20日に、ネギ畑から本種を採集し、庭に植えておいたネギに移して羽化させたもの。雨が続き主に成虫の数が減ってしまうようだが、次から次に増えるので、完全に定着したようだ。中には水滴に閉じ込められている幼虫もいて、雨はアブラムシにとって脅威のようである。
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PHOTO

ネギ上の有翅型@
(2010.3.5)

ネギ上の有翅型A
(2010.2.28)

ネギ上の無翅型と幼虫
(2010.3.5)

ネギ上の幼虫
(2010.3.5)

有翅型の幼虫
(2010.3.5)

ネギ上のコロニー@
畑で撮影。
(2010.2.20)

ネギ上のコロニーA
庭で撮影。
(2010.3.5)
 
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