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ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ
学名:Macrosiphoniella yomogicola

ヨモギ上の有翅型(2010.7.17)
Data
和名 ヨモギヒメヒゲナガアブラムシ
体長 約2mm
分布 本州,他不明
出現期 5〜12月
ヨモギ類の汁
 幼虫も同様。
解説 ヨモギに付くヒメヒゲナガアブラムシ属の一種。
体色は、緑系と赤系の2タイプがある。
薄くロウ質白粉で覆われるが、腹部背甲中央付近は覆われない。
角状管と尾片は黒色で、ほぼ同じ長さ。
本種はアリを伴う。
 
写真は7月17日にヨモギの葉の裏にいた有翅型を撮影したもの。
本種は以前クワヤマヒメヒゲナガアブラムシ(Macrosiphoniella kuwayamai)として紹介していたが、再同定の結果、撮影した種がアリを伴っていたことや、尾片が角状管より長くない等の相違点からヨモギヒメヒゲナガアブラムシに改めた。
 
当ページ及び参考文献の「アブラムシ入門図鑑」(全国農村教育協会)の写真は腹部背面の農色の帯が明瞭ではないので別種でない可能性があるとの情報提供を頂きました。
本種と酷似した別種の可能性がありますので参考にされる場合はご注意ください。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

ヨモギ上の有翅型
(2010.7.17)

ヨモギ上の有翅型と無翅型
(2010.7.17)

ヨモギ上の無翅型@
(2010.7.17)

ヨモギ上の無翅型A
(2010.7.17)

赤系の有翅型@
(2009.5.9)

赤系の有翅型A
(2009.5.9)

ヨモギ上の幼虫@
(2010.7.17)

ヨモギ上の幼虫A
(2010.7.17)

本種がいるヨモギ@
アリを伴う。
(2010.7.17)

本種がいるヨモギA
(2010.7.17)
 
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