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ハゼアブラムシ
学名:Toxoptera odinae

ヌルデ上の有翅型(2009.5.15)
Data
和名 ハゼアブラムシ
体長 約1.7mm
分布 日本全土
出現期 4〜11月
ヌルデ,ハゼ,タラノキ,サンゴジュ,トベラ,モクレン,ヤツデ,ウド,ガマズミ,カラスザンショウ,サンショウなどの汁
 幼虫も同様。
解説 多食性のアブラムシ。
体色は赤褐色〜暗褐色まで個体差がある。
角状管と尾片は暗色で、短め。尾片は角状管よりも長い。
春は、ヌルデやハゼに、初夏はサンゴジュやトベラに多いとされる。
また、本種は多食性の為、寄主植物によって別種として扱われていてその後シノニムとなったケースも多く、無翅型の写真のカラスザンショウにいる本種は、カラスザンショアブラムシ(Arimakia somei)とされていた。
体色も寄主植物の影響も受けるようで、同定を困難にさせている一因となっているようだ。
 
トップの写真は5月15日にヌルデの新芽上にいた有翅型を撮影したもの。無翅型の写真は、カラスザンショウの大木の葉の裏にいた個体を撮影したもの。葉の裏の葉脈沿いにコロニーを作り、アリが群がっていた。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

ヌルデ上の有翅型
(2009.5.15)

翅のアップ
(2009.5.15)

ガマズミ上の無翅型
(2009.10.16)

カラスザンショウ上の無翅型
(2009.5.31)

カラスザンショウ上のコロニー
(2009.5.31)

ヌルデ上の幼虫@
(2009.5.15)

ヌルデ上の幼虫A
(2009.5.15)

ガマズミ上の幼虫
(2009.10.16)

カラスザンショウ上の幼虫
(2009.5.31)
 
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