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ビロウドツリアブ
学名:Bombylius major

ビロウドツリアブ(2008.3.22)
Data
和名 ビロウドツリアブ
体長 8〜12mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 3〜5月
花の蜜や花粉
 幼虫はヒメハナバチ科の幼虫に寄生。
解説 毛むくじゃらの可愛らしい小さなアブ。
ビロード状の毛で覆われ、ホバリングが大変上手で、空中に完全に静止しながら蜜を吸う姿がまるで吊り下げられているかのように見えるため、ビロウドツリアブと呼ばれている。
非常に長い口吻を持っているので、蜜が奥にある筒状の花でも上手に蜜を吸うことができる。
 
国内に生息するBombylius属は以下の2種。
和名/学名 分布
ビロウドツリアブ
Bombylius major
北海道,本州,四国,九州
シバカワツリアブ
Bombylius shibakawae
本州
 
3月上旬にはほとんど姿を見なかったが、3月21日には多数の本種を見ることができた。
自宅庭にも出現したが、すぐにアシブトハナアブHelophilus virgatus)に追い払われてしまった。
PHOTO

葉上で休む♂
(2008.3.22)

オオイヌノフグリの花に来た♂
(2006.3.21)

翅を休める♂
毛むくじゃらで丸っこい。翅の前縁は黒い。
(2006.3.21)

岩に止まる♂
針のような口吻が確認できる。
(2006.3.21)

花に来た♀
(2010.4.10)
 
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