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アシブトハナアブ
学名:Helophilus eristaloideus

♀(2024.10.14)
Data
和名 アシブトハナアブ
体長 12〜16mm
分布 択捉島,国後島,色丹島,北海道,本州,四国,九州,対馬,五島列島,屋久島,トカラ列島(中之島)
出現期 3〜11月
花の蜜や花粉
 幼虫は水生で腐食物を食べる。
解説 ハナアブ科の仲間。
和名通り、後脚が太い。
黄色いすじ模様も目立つ。
 
国内に生息するHelophilus属は基亜属の以下の4種。
和名/学名 分布
アシブトハナアブ
Helophilus eristaloideus
択捉島,国後島,色丹島,北海道,本州,四国,九州,対馬,五島列島,屋久島,トカラ列島(中之島)
キベリアシブトハナアブ
Helophilus sapporensis
択捉島,国後島,歯舞群島,色丹島,北海道,本州(青森県,岩手県)
キカオアシブトハナアブ
Helophilus trivittatus
北海道,本州
(和名なし)
Helophilus lapponicus
択捉島
 
トップの写真は10月14日に近所の林縁にいた♀を撮影したもの。黄帯が痕跡程度の黒っぽい個体だった。ありふれていたためにあまり撮影していなかったので、今後も改めて撮影していきたい。
下の写真はいずれも自宅庭で撮影したものだが、いつも本種がいて、花に集まる他のアブやハエを追い払っているところをよく見かける。縄張り意識が強いようだ。
PHOTO

庭で見つけた本種@
(2006.3.18)

庭で見つけた本種A
黄色の縞模様が特徴的。
(2005.11.1)

庭で見つけた本種B
自宅の庭では最もよく見るアブ。
和名の通り、後脚が太いことがよく分かる。
(2005.11.1)

植木鉢上の本種
縄張り意識が強く、他のアブやハエが来るとすぐに追い払ってしまう。
(2006.3.19)
 
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