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マルスゾウカブトムシ(ペルー イキトス産)
Megasoma mars

〜ブリード編〜

卵@
産卵後、卵は成長するので、色や形に違いがある。
白色からクリーム色になり、楕円から球形に成長した卵は孵化が近いと思われる。


  卵A
マルスゾウカブトの卵は想像通り大きく、ヘラクレスオオカブトの卵よりも更に一回り大きい感じがした。


 
幼虫
2齢幼虫@

  2齢幼虫A

2齢幼虫B

3齢間近の赤い2齢幼虫
よく見ると微毛が赤くなっているようである。

3齢初期の幼虫


2・3齢幼虫
3齢初期幼虫は頭部・足・気門など2齢幼虫に比べはるかに大きい

3齢幼虫;105g@
大きいが、ヘラクレスと比べると大きいというより太い感じだ。

3齢幼虫;105gA

3齢幼虫;♂105g・♀46g
♀は♂の半分以下、こんなものなのだろうか?


3齢幼虫;124g
♂は順調に大きくなっているのだが、♀は49gとかなり小さいので、不安だ。


蛹@
大型の♂が蛹化してくれた。

蛹A
4本角のように見えるが、全胸部の突起は角にはなってくれない。

蛹B
(2004.12.19)

蛹C
ゾウカブトだけに頭角はまるでゾウの鼻のように湾曲している。

♀の蛹@
♂よりかなり小さく心配していたが、見る限りマルスゾウの蛹のようだった。


♀の蛹A
蛹室は頑丈で、蛹室ごと取り出せたので、そのままの状態で羽化させることにした。


羽化
羽化した♂116m@
ヘラクレスにはない重量感がある。
胸部は漆塗りのように黒光りし、前翅はシワも寄らずまさに完璧。

羽化した♂116mmA
夜撮った写真だが、前翅は朝から既に真っ赤に色付いていた。

羽化した♀63mm
結局、蛹室は底に穴が開いてしまい、急遽リッキーの蛹室を代用して羽化させた。
蛹室内の黒い皮がマルスで、黄土色の皮はリッキーのもの。



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