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ティビアリスホソクワガタ | |
学名:Leptinopterus tibialis | |
♂29mm(2023/12/28 ブラジル産/CBF2) |
Data | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ティビアリスホソクワガタ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
体長 | ♂:14.3〜37.9mm ♀:15.5〜18.0mm |
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分布 | ブラジル(南部),パラグアイ,アルゼンチン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
餌 | 樹液 幼虫は発酵が進んだマットを食べる。 |
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飼育難易度 | 簡単★★★★☆ 困難 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
解説 | ホソクワガタ属の一種。 ホソクワガタはブラジルまたはアルゼンチン原産の山地性の種で、3cm前後の種が多い中型種、艶消し状をしているのが特徴である。 本種の体色は黒褐色で、上翅と脛節は黄褐色。 大アゴは左右非対称で左の大アゴはやや短く湾曲しない。右の大アゴはやや長く緩やかに湾曲し、基部付近の内歯も発達する。 本種は流通の少ないホソクワガタの中でも最もメジャーな種で飼育品がそこそこ出回っている。
飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。 |
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飼育メモ |
2023年12月24日 ツヤクワガタの飼育で息切れ気味で、最近エレガンスホソクワガタを買ったのを機にホソクワガタ系にも挑戦してみようと思い、ヤフオクに出品されていた本種を落札した。 続きを表示12月28日 生体が到着した。♂1匹と♀2匹のトリオで、ブラジル・パラナ産CBF2、♂は11月下旬羽化12月後食開始、♀は11月羽化11月後食開始とのこと。 3匹共に非常に元気な個体で撮影時はなかなか静止せず苦労した。撮影時に♂に指を挟まれたが非常に強力で血が出るほどだった。 恐らく低温気味で管理できればブリードは難しくないと考えている。 しばらくはコバエシャッターミニで個別飼育し、来月位にペアリングを試みたい。 ♀は1匹のみ活動、もう1匹は休眠しているようなので活動中の♀を♂のケースに入れてペアリングを試すことにした。 ♂のケースに♀を入れてからペアで活動しているところは確認できていないが、2週間経過したので交尾済みと見なし、♀を産卵用ケースに移動させた。 産卵用ケースはコバエシャッター小にエレガンスホソクワガタ用にあらかじめ作成しておいたマットを使用した。Nマット9割、ノコギリクワガタの幼虫飼育で使用した使用済みマットを1割混ぜたものだが、若干コバエが発生してしまっていたので可能な限り駆除した。マット上は保湿するためミズゴケと樹皮を敷いた。 |
PHOTO | |
♂29mm@ (2023/12/28 ブラジル産/CBF2) |
♂29mmA (2023/12/28 ブラジル産/CBF2) |
♀17mm@ (2023/12/28 ブラジル産/CBF2) |
♀17mmA 別個体。 (2023/12/28 ブラジル産/CBF2) |
産卵用ケース (2024/1/21 ブラジル産/CBF2) |