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イオウイロハシリグモ
学名:Dolomedes sulfureus

イオウイロハシリグモ(2008.6.18)
Data
和名 イオウイロハシリグモ
体長 ♂:13〜23mm
♀:18〜28mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜10月
エサ 昆虫
コメント 大型のキシダグモ。
花や葉上に見られ、チョウやアブなどを捕食している。
本種にはイオウイロ型,スジボケ型,スジブト型と体色・模様の変異が激しく、スジブト型ではスジブトハシリグモDolomedes pallitarsis)と似ていてややこしい。
大型になり、特大の♀はアシダカグモHeteropoda venatoria)に匹敵する迫力がある。
幼体で越冬する。
 
イオウイロ型は模様がなく同一の体色をしており、黄色〜赤褐色〜黒褐色まで個体差が見られる。
スジボケ型は頭胸部から腹部にかけて中央に黒褐色の縦条が入り、側縁には太い白条がある。
スジブト型は前胸部から腹部にかけて中央に黒褐色の縦条が入り、その縦条側縁に白条、更に体側縁に黒褐色の縦条がある。
もっとも、スジボケ型とスジブト型の中間種もあり、あいまいな部分がある。
型は遺伝性があり、一箇所に同じ型のものばかりが見られることが多い。
 
晩秋から春に幼体が見られ、5月頃から成体が見られるようになる。
 
日本に生息するハシリグモ属(Dolomedes)の仲間は以下の5種。
 
学名 和名 分布
Dolomedes sulfureus イオウイロハシリグモ 北海道,本州,四国,九州
Dolomedes pallitarisis スジブトハシリグモ 本州,四国,九州
Dolomedes saganus スジアカハシリグモ 北海道,本州,四国,九州
Dolomedes raptor アオグロハシリグモ 北海道,本州,四国,九州
Dolomedes yawatai イシガキアオグロハシリグモ 八重山諸島
PHOTO

スジブト型@
大型で迫力がある。
(2006.4.30)

スジブト型A
(2006.4.30)

スジブト型B
この個体は中心に白い筋が入っている。
(2006.4.30)

スジブト型B
(2006.8.26)

斑模様をした個体@
このような模様を持つ個体もときどき見かける。
(2008.7.5)

斑模様をした個体A
(2008.7.5)

淡褐色の個体@
この周辺に複数の本種が見られたが、皆同じ色をしていた。
(2005.11.3)

淡褐色の個体A
(2007.8.6)

赤い個体
この個体は赤味が強い。
(2006.4.30)

鼠色の個体@
非常に大型だった。
(2006.7.8)

鼠色の個体A
黒っぽい個体。
(2006.6.17)

鼠色の個体B
(2006.6.17)

横から見たスジブト型
(2006.4.30)

卵のうを持つ♀@
(2006.7.22)

卵のうを持つ♀A
(2006.7.22)

幼体@
1cmもない小さなクモだったが、模様から恐らく本種の幼体と思われる。
(2006.12.2)

幼体A
(2006.12.2)

幼体B
湿地周辺に落ちていた板の陰にいた個体。
(2006.12.24)

幼体C
(2006.12.24)
 
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