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オカモノアラガイ
学名:Succinea lauta

オカモノアラガイ(2010.6.5)
Data
和名 オカモノアラガイ
殻高 22〜25mm
分布 北海道,本州(関東以北),佐渡
出現期 4〜11月
朽木,落ち葉,虫の死骸など
解説 水辺付近に生息する陸生巻貝。
水生の巻貝であるモノアラガイ(Radix auricularia japonica)とは貝殻の形状が似ているだけで、モノアラガイはモノアラガイ目(基眼目)、本種はマイマイ目(柄眼目)であり、分類の異なるまったくの別種である。
陸生巻貝ではあるが、水辺付近にのみ生息し、主に腐植物を餌としている掃除屋で、更に幼虫期が陸生のホタル類の餌となっている重要な巻貝でもある。
本州以南には代置種のリュウキュウオカモノアラガイ(Succinea lyrata)が生息している。
モノアラガイ科の仲間の貝殻は左巻きである。
 
写真は6月5日にアサザが群生する沼沿いの草の葉上に止まっていた本種を撮影したもの。
 
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