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コクゾウムシ
学名:Sitophilus zeamais

玄米から発生したコクゾウムシ(2006.9.22)
Data
和名 コクゾウムシ
体長 3〜3.5mm
分布 北海道,本州,飛島,伊豆諸島(神津島,三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,小浜島,高島,与那国島
出現期 3〜11月
 成虫で越冬し、年4回発生する。
米,麦,トウモロコシなどのイネ科穀類
 幼虫も同様。
解説 全世界に分布する穀類の害虫。
成虫は穀類に穴を開けて卵を1つ産み、幼虫は穀類の中で食べてそのまま蛹化し成虫になる。
赤褐色〜黒褐色まで個体差がある。
お米に本種が発生して、駆除しきれない場合はお米の中にいる幼虫を含め、本種を一緒に食べても無害だという。
 
国内に生息するコクゾウムシ属(Sitophilus)は以下の3種。
和名/学名 分布
グラナリアコクゾウムシ
Sitophilus granarius
北海道,本州,四国,九州,トカラ列島(悪石島),沖縄島
ココクゾウムシ
Sitophilus oryzae
北海道,本州,飛島,伊豆諸島(八丈島),隠岐,四国,九州,トカラ列島(小宝島),沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,南大東島,北大東島
コクゾウムシ
Sitophilus zeamais
北海道,本州,飛島,伊豆諸島(神津島,三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,小浜島,高島,与那国島
 
写真は9月22日に玄米から発生してしまった本種を撮影したもの。
PHOTO

玄米から発生した個体@
(2006.9.22)

玄米から発生した個体A
(2006.9.22)
 
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