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ダビドサナエ
学名:Davidius nanus

小川にいた♂(2025.4.30)
Data
和名 ダビドサナエ
 別名:ヤマトサナエ
体長 42〜49mm
分布 本州,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島
出現期 4〜7月
昆虫
解説 春に出現する小型のサナエトンボ。
胸部側面は黄色く、2本の黒条がある。腹部の黄斑は♂では小さく、♀では発達し細長い。
クロサナエとは酷似している上、生息環境及び出現期もほぼ同様のため区別しづらく、胸部の斑紋も紛らわしい個体が見られるが、本種では前胸背面に1対の黄紋があることと前脚の基節に黄斑があることで区別できる。
低山地〜山地の谷川などに生息ししている。
 
国内に生息するダビドサナエ属(Davidius)は以下の3種(2亜種)。
和名/学名 分布
ダビドサナエ
Davidius nanus
本州,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島
クロサナエ
Davidius fujiama
本州,四国,九州
モイワサナエ
Davidius moiwanus moiwanus
北海道,本州(中部以北)
(ヒロシマサナエ)
Davidius moiwanus sawanoi
本州(広島県,島根県,岡山県)
(ヒラサナエ)
Davidius moiwanus taruii
本州(岡山県,兵庫県,京都府,滋賀県,福井県,石川県,富山県)
 
♂の写真は4月30日に水位の低い小川上にいた♂を撮影したもの。静岡県では夜間に谷川沿いのイタドリの葉上で休んでいる♀を撮影している。
PHOTO

葉上で休む♂@
(2025.4.30)

葉上で休む♂A
(2025.4.30)

小川にいた♂
(2025.4.30)

夜間、イタドリ上で休む♀
(2019.4.28 静岡県)
 
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