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アカスジベッコウトンボ
学名:Neurothemis taiwanensis

♂(2017.7.9 西表島)
Data
和名 アカスジベッコウトンボ
体長 ♂:約43mm
♀:約39mm
分布 八重山列島
出現期 5〜11月
昆虫
解説 近年八重山諸島で見られるようになった赤褐色のトンボ。
翅は赤褐色で先端付近が透明。♀では透明な個体もみられる。
腹部も赤褐色で黒色の縦筋がある。
元々南方系の種で国内には生息していなかったが、2006年5月に国内で初めて与那国島で♂が発見され、以来八重山諸島に広がっているようだ。
従来東南アジア産のNeurothemis ramburii ramburiiとされていたが、現在は新種となっている。
 
国内に生息するナンヨウベッコウトンボ属(Neurothemis)は以下の3種(すべて外来種)。
和名/学名 分布
アカスジベッコウトンボ
Neurothemis taiwanensis
八重山列島
フチトリベッコウトンボ
Neurothemis fluctuans
本州(関東地方),西表島
ナンヨウベッコウトンボ
Neurothemis terminata
石垣島
 
写真は7月9日に西表島で撮影したもの。10年前にも訪れているがその時はまったく見なかったものの今回は行く先々でしばしば目に付いた。
PHOTO


(2017.7.9 西表島)

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(2017.7.8 西表島)

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(2017.7.8 西表島)
 
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