ウムハンギノコギリクワガタ | |
学名:Prosopocoilus umhangi | |
![]() ♀34.5mm(2022/6/5 タンザニア産/WILD) |
Data | |
和名 | ウムハンギノコギリクワガタ 別名:ウムハングノコギリクワガタ,ウムハンノコギリクワガタ |
体長 | ♂:28.2〜70.7mm ♀:約26.0〜38.0mm |
分布 | アフリカ東部 |
寿命 | 約6ヶ月? |
飼育難易度 | 簡単 ★★★★☆ 困難 |
解説 |
アフリカ東部原産の大型ノコギリクワガタ。 頭部と前胸背板は黒色、上翅は黄褐色。 大アゴは太く、長歯型はややミラビリスノコギリクワガタに似るが、湾曲は弱い。 アフリカに棲息しているため、ミラビリスノコギリクワガタと並んで大変高価なノコギリクワガタである。 本種は近年、複数の種が混じっていることが判明し、本種の他、エリザベスノコギリクワガタ(Prosopocoilus elizabethae)とウェンツェルヘックマンノコギリクワガタ(Prosopocoilus wentzelheckmannae)の3種類に分けられている。 飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。 |
飼育メモ |
2022年6月4日 4/5に入手したミラビリスノコギリクワガタの♀が一向に活動を開始せず、ミラビリス用にセットした産卵木が使われないままになっている中、ヤフオクに出品されている本種の天然物がどんどん落札していくのを目の前にして最後に残ったB品の♀単品を思わず落札してしまった。 ミラビリス用にコバエシャッター大にクヌギ2本でセットしてあったが、かなり産卵木が柔らかくなってしまっていて本種にとって良いのか悪いのか分からないのでとりあえず今の状態で試してみようと思う。 続きを表示6月5日 Ultiate Mika KABU KUWAから♀が届いた。産地はTanzania Morogoro Mt uluguru(タンザニア東部モロゴロ州ウルグル山地)だった。 右後足符節欠けとして出品されていたものだが、右前足符節欠けと事前に連絡があり承諾したものである。 体長は34.5mmで輸送中もゼリーを食べており健康上は問題なさそうだった。 撮影後すぐに産卵用ケースにセットした。 産んでいる様子がまったくないので、産卵木を替えてみることにした。 2本入れていたが、♀が1本の産卵木に止まっていたので、もう1本のほうの産卵木を取り換えた。かなり柔らかくなりすぎていたのが悪かったのかもしれないので、固すぎず柔らかすぎずのものに取り替えた。 あまりに♀が産卵しないので、植菌カワラ材Lサイズ(クヌギ)というものを買って1本取り替えてみた。 ただ、どうも年寄り臭い印象でダメかもしれない。 ゼリーを交換しようとケースを確認したところ、カワラ材ではなく、ただのクヌギ材を削っていた。もしかしたらカワラ材を入れたことで産卵を誘発し、カワラ材は硬いので柔らかいクヌギ材に産みだしたのかもしれない。実際に産卵しているかは分からないが今後の産卵に期待したい。 |
PHOTO | |
![]() ♀34.5mm@ (2022/6/5 タンザニア産/WILD) |
![]() ♀34.5mmA (2022/6/5 タンザニア産/WILD) |
![]() ♀34.5mmB (2022/6/5 タンザニア産/WILD) |
![]() 産卵用ケース@ (2022/6/5 タンザニア産/WILD) |
![]() 産卵用ケースA (2022/6/23 タンザニア産/WILD) |