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ゲルツルードノコギリクワガタ | |
学名:Prosopocoilus gertrudae | |
![]() ♀26mm(2023/2/11 ルソン島産/CBF3) |
Data | |
和名 | ゲルツルードノコギリクワガタ 別名:ガートルードノコギリクワガタ |
体長 | ♂:25.9〜59.7mm ♀:25.0〜29.7mm |
分布 | ルソン島 |
寿命 | 調査中 |
飼育難易度 | 簡単 ★★★☆☆ 困難 |
解説 | ルソン島原産のノコギリクワガタ。 体色は光沢のある黒褐色。大アゴはフルストルファーノコギリクワガタに似る。 頭部前方には小突起がある。 生息地のルソン島では標高1000〜2000m付近の山岳地帯に棲息しているという。 飼育記録については以下に飼育メモとして記載していきたい。 |
飼育メモ |
2022年6月12日 大アゴはフルストルファーノコに似ているが、光沢のある黒褐色で高級感を感じるノコギリだが、1・2齢幼虫4頭が結構安価で出品されて入札もないようだったので落札して飼育することにした。 他の飼育中のノコギリはまだ飼育中で途中結果ではあるが、菌糸ビン飼育よりマット飼育のほうが大型化しているようなので、本種についてもマット飼育しようと思う。 続きを表示6月15日 幼虫4頭が到着した。ルソン島ネバービスカヤ州カシブ産CBF3、今年6月に割り出しとのこと。テレワークで手が離せなかったため、生存確認のみ行い、明日クリアボトルにセットすることにした。 プリンカップから幼虫を取り出したところ、すべて2齢幼虫のようだった。 クリアボトルは800mlを使用し、マットはフォーテックの「ヒラタ・ノコ1番」(以下ヒラタ1番)を使用した。雌雄偏らないことを祈りたい。 プリンカップから幼虫を取り出したところ、すべて2齢幼虫のようだった。 クリアボトルは800mlを使用し、マットはフォーテックの「ヒラタ・ノコ1番」(以下ヒラタ1番)を使用した。雌雄偏らないことを祈りたい。 3本中1本に小型の♀の蛹が確認できた。ノコギリなので実績のあるヒラタ1番を使用すれば飼育は容易と高をくくっていたが800mlクリアボトルを使用しながらとても小さく苦戦しそうである。他の2本は外から幼虫が見えないので雲行きが怪しい。 ♀の蛹が羽化した。 羽化した♀を取り出すことにした。体長は26mmで完品の個体だった。残りのボトルはすべてマットに変化がなく、取り出してみたところやはり早いうちに死んでおり2齢の状態で死骸の一部を確認した。6月にかなり温度を上昇させてしまったのでその際に死亡させてしまった可能性がある。ただ、他のノコギリでは死亡することはなかったので高温に弱い可能性がある。 |
PHOTO | |
![]() ♀26mm (2022/6/16 ルソン島産/CBF3) |
![]() 2齢幼虫@ (2022/6/16 ルソン島産/CBF3) |
![]() 2齢幼虫A (2022/6/16 ルソン島産/CBF3) |
![]() 2齢幼虫B (2022/6/16 ルソン島産/CBF3) |
![]() 2齢幼虫C (2022/6/16 ルソン島産/CBF3) |