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チャクロワシグモ
学名:Cladothela oculinotata

樹皮下にいた♀(2024.7.8)
Data
和名 チャクロワシグモ
体長 ♂♀:7〜9mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜8月
昆虫
解説 林内や林縁の地表に見られるエダイボグモ属のワシグモ。
体色はやや赤みを帯びた黒色で脚先は赤い。ワシグモ科にしては糸器は比較的短い。
ワシグモ科は似た種が多く、外見からでは同定は難しいが、♂の触肢や♀の外雌器の形状で同定が可能である。
南西諸島の個体はハエミノチャクロワシグモの誤同定である可能性が高いとされる。
 
国内に生息するエダイボグモ属(Cladothela)は以下の5種。
和名/学名 分布
ヒメチャワシグモ
Cladothela parva
本州,四国,九州,南西諸島
ムナキワシグモ
Cladothela unciinsignita
本州,四国,九州
チャクロワシグモ
Cladothela oculinotata
本州,四国,九州
ハエミノチャクロワシグモ
Cladothela auster
南西諸島
イダイボグモ
Cladothela boninensis
小笠原諸島
 
トップの写真は7月8日に倉庫内に保管していた樹皮に卵のうと共にいた♀を撮影したもの。
PHOTO

卵のうのそばにいた♀
(2024.7.8)

卵のうのそばにいた♀
(2024.7.8)

♀と卵のう
(2024.7.8)

卵のう
(2024.7.8)

落ち葉の下にいた♀@
(2008.6.29)

落ち葉の下にいた♀A
(2008.6.29)

♀の腹部
(2008.6.29)

外雌器
(2008.6.29)
 
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