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メキリグモ
学名:Gnaphosa kompirensis

河原にいたメキリグモ♀(2021.4.24)
Data
和名 メキリグモ
体長 ♂:5〜8mm
♀:6〜14mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 一年中
昆虫
解説 腹部がやや毛深い徘徊性のワシグモの一種。
平地から山地にかけての湿った場所に生息している。
全体的に黒色で、腹部は黒褐色で灰色の毛が密生する。
ケムリグモ属などの近似種とは、単眼の位置が異なり、本種は後列4個が均等に並ばず外側の単眼はやや大きく、後方に位置する。
産卵期の♀は石の下に窪みを作って白色の卵のうを守る。
日本に生息するメキリグモ属(Gnaphosa)の仲間は本種のみ。
 
トップの写真は4月24日に河原の石の下で卵のうを守っていた♀を撮影したもの。卵のうは張りぼてのような球体をしていた。石がごろごろしている環境は本種にとって都合がよいようで、同じ河原の石の下に複数の本種を見ることができた。
PHOTO

河原にいた♀@
石の下で卵のうを守っていた。
(2021.4.24)

河原にいた♀A
(2021.4.24)

河原にいた本種
(2021.4.24)

クヌギの根元にいた個体
(2008.5.1 静岡県)

卵のうを守る♀@
(2021.4.24)

卵のうを守る♀A
(2021.4.24)

卵のう
(2021.4.24)
 
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