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ズグロオニグモ
学名:Yaginumia sia

ズグロオニグモ(2007.5.1 静岡県)
Data
和名 ズグロオニグモ
体長 ♂:8〜10mm
♀:10〜13mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5〜10月
昆虫
解説 頭部(頭胸部前方)が黒いオニグモ。
民家の周囲や外灯付近、トイレなど人工物に好んで生息している。
腹部の地色は淡褐色で、黒い波状の縦筋が1対あり、内側は褐色。脚は淡褐色に黒色の輪紋がある。
頭胸部は赤褐色で前方が黒色になり、和名であるズグロ(頭黒)の由来となっている。
 
写真は5月1日に静岡県の旅館の踊り場の窓辺に網を張っていた本種を見つけ撮影したもの。また、夜には部屋のベランダに網を張っている本種を見つけることができた。(写真下)
ここではカゲロウの仲間が数多く明かりに飛んでくるので、格好の狩場となっているようだ。
伊豆ではごく普通に見られるようだが、地元鎌倉では本種を見たことは一度もない。
 
日本に生息するズグログモ属(Yaginumia)は本種のみ。
PHOTO

ズグロオニグモ
(2007.5.1 静岡県)
 
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