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ヤマシロオニグモ
学名:Neoscona scylla

ヤマシロオニグモ(2006.8.20)
Data
和名 ヤマシロオニグモ
体長 ♂:8〜10mm
♀:12〜15mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,男女群島,甑島列島,大隅諸島,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,八重山列島
出現期 6〜10月
昆虫
解説 コガネグモ科ヒメオニグモ属の仲間。
頭胸部は暗赤褐色で、腹背の模様や色彩は個体差が激しい。
腹部背面中央から後方にかけて白い縁取りの黒い縦帯があるものがアトグロ型、腹部背面前方から波打った白色の縦帯があるものがセジロ型と呼ばれている。
樹間に多く生息し、夜に活動、昼は葉の隙間などで静止していることが多い。
PHOTO

赤味の強い♀。
木の葉の影に隠れていた。
(2006.8.20)

腹部の拡大写真
(2006.8.20)

アトグロ型♀@
(2013.5.2 沖縄県国頭郡)

アトグロ型♀A
(2013.5.2 沖縄県国頭郡)

アトグロ型♀B
(2013.5.2 沖縄県国頭郡)


(2006.6.17)

♂@
♂はスマートである。
(2006.7.8)

セジロ型♀@
玄関の外灯付近に網を張っていた本種を発見し、採集して撮影したもの。腹部中央の白い模様が特徴的な個体で、何オニグモだろう?と期待していたら既に紹介している本種だったので、ちょっと残念。しかし、体長は15mmほどもある大型の♀であった。
(2006.6.12)

セジロ型♀A
本種は模様や色彩変異が激しく、さまざまなタイプがある。
写真は白い斑紋が出るタイプ。
(2006.6.12)

セジロ型の腹部のアップ
(2006.6.12)

セジロ型♀B
(2006.6.12)

セジロ型♀C
(2006.6.12)

セジロ型♀の腹面
(2006.6.12)

幼体
日中にサクラの低木の若葉で休んでいたもの。
まだ幼体と見られ、5mm程度しかなかった。
(2006.4.22)
 
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