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ハラクロコモリグモ
学名:Lycosa coelestis

♂(2012.5.1 鹿児島県)
Data
和名 ハラクロコモリグモ
体長 ♂:10〜13mm
♀:13〜15mm
分布 本州,四国,九州
出現期 1〜7,10〜12月
昆虫
解説 頭胸部中央の淡褐色の太い縦条が特徴的なコモリグモ。
♂では縦条が白色で目立つ。
草原や林縁の落ち葉や草が生えた地表を徘徊する。
本種の学名は「ネイチャーガイド 日本のクモ」(文一総合出版)ではLycosa coelesisとなっていたが、その後購入した「日本産クモ類」(東海大学出版会)ではLycosa coelestisとなっていたため、前者は誤りと判断し、当ページも修正した。
 
国内に生息するコモリグモ属(Lycosa)は以下の6種。
和名/学名 分布
スズキコモリグモ
Lycosa suzukii
北海道,本州,九州
ハラクロコモリグモ
Lycosa coelestis
本州,四国,九州
イソコモリグモ
Lycosa ishikariana
北海道(石狩海岸),本州(日本海沿岸,茨城県以北の太平洋沿岸)
マツシタコモリグモ
Lycosa matsushitai
小笠原諸島
ムナグロオオコモリグモ
Lycosa pia
九州(佐賀県)
オガサワラコモリグモ
Lycosa boninensis
小笠原諸島
 
トップの写真は5月1日に鹿児島県のいむた池周辺の草むらを歩いていた♂を撮影したもの。他のコモリグモに比べ大型で存在感があった。地元でも♀を撮影しているが、どちらも水辺の周囲の日当たりの良い草むらで見つけている。
PHOTO


(2006.10.7)
 
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