ホーム > クモ目 > カニグモ科 > カニグモ亜科
 
セマルトラフカニグモ
学名:Tmarus rimosus

♂(2024.6.15)
Data
和名 セマルトラフカニグモ
体長 ♂:3.5〜5.5mm
♀:5〜7mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 6〜8月
アリ
解説 アリを食べるトラフカニグモ属の仲間。
腹部にある横線模様が特徴的。
体色には変異があり、暗化した個体も出現する。
近似種にトラフカニグモがいるが、トラフカニグモは腹部先端付近で後上方に尖るのに対し、本種は尖らない。
 
国内に生息するトラフカニグモ属(Tmarus)は以下の7種。
和名/学名 分布
トラフカニグモ
Tmarus piger
北海道,本州,四国,九州
セマルトラフカニグモ
Tmarus rimosus
北海道,本州,四国,九州
ハナナガトラフカニグモ
Tmarus horvathi
本州,九州
ヤギヌマノセマルトラフカニグモ
Tmarus yaginumai
本州(南部),伊豆諸島,四国,九州
アマミセマルトラフカニグモ
Tmarus makiharai
奄美大島
ヤエヤマセマルトラフカニグモ
Tmarus shimojanai
西表島
コトラフカニグモ
Tmarus komi
西表島
 
トップの写真は6月15日に林縁の金属製の柵にいた♂を撮影したもの。触肢が膨らんでいることから♂と判断した。
♀の写真はエノキの大木の枝でアリを捕食中していたもの。
幼体の写真は腹部左右に1対の赤い紋が目立った。
PHOTO

♂@
(2024.6.15)

♂A
(2024.6.15)

アリを捕食する♀
(2008.6.15)


雑木林内の大きな石の上にいた個体。地面に落ちたところを撮影。
(2007.8.1)

ビーティングで得られた幼体@
カズラ類が絡まる立ち枯れのスギにいた。
(2021.3.19)

ビーティングで得られた幼体A
(2021.3.19)

木柵上の幼体
(2007.10.28)
 
先頭ページへ