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チリイソウロウグモ
学名:Argyrodes kumadai

巣内の♀(2018.8.14 八丈島)
Data
和名 チリイソウロウグモ
体長 ♂:5〜9mm
♀:7〜10mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,南西諸島
出現期 7〜9月
昆虫  クサグモ類スズミグモ類サラグモ類ヒメグモ類などの巣に寄生して掛かった昆虫を巣の主の反対側から食べる。
解説 イソウロウグモの一種。
体色は全体的に赤味の強い褐色で白色や黒色が混ざった複雑な斑模様をしている。
本種も他のクモの巣に寄生して獲物を横取りする。
 
国内に生息するイソウロウグモ属(Argyrodes)は以下の5種。
和名/学名 分布
アカイソウロウグモ
Argyrodes miniaceus
本州,四国,九州,沖縄島
ミナミノアカイソウロウグモ
Argyrodes flavescens
南西諸島
チリイソウロウグモ
Argyrodes kumadai
本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,南西諸島
トビジロイソウロウグモ
Argyrodes cylindratus
本州,四国,九州,南西諸島
シロカネイソウロウグモ
Argyrodes bonadea
本州,四国,九州,南西諸島
 
写真は8月14日に八丈島で日中に大きな巣の中央にいた本種を撮影したもの。宿主と思われるクモは見当たらなかった。
PHOTO

巣に寄生する♀
(2018.8.14 八丈島)
 
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