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イヅツグモ
学名:Anyphaena pugil

イヅツグモ(2008.1.13)
Data
和名 イヅツグモ
体長 ♂:5〜6mm
♀:6〜7mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 1〜6,10〜12月
昆虫
解説 スギやヒノキなどの針葉樹に生息するクモ。
針葉樹の葉先に袋状の巣を作り、産卵する。
冬場は樹皮裏で越冬する。
 
国内に生息するイヅツグモ属(Anyphaena)は以下の2種。
和名/学名 分布
イヅツグモ
Anyphaena pugil
北海道,本州,四国,九州
ナガイヅツグモ
Anyphaena ayshides
北海道,本州,四国,九州
 
写真は1月13日に近所の針葉樹林で撮影したもの。本種を見るのは初めてだが、スギやヒノキの樹皮裏にいるということで、本種目当てに探したら本当に見つけることができた。♂と思われる触肢の発達した個体は、腹部に模様がなく、一様に白かった。後に模様を持った♂も複数見られたことから模様には個体差があり、消失する個体もいるようだ。
春には針葉樹林の林縁にあったマツの雄花に、腹部がパンパンに膨れた産卵前と思われる♀が見られた。
PHOTO


スギの樹皮裏にいた。
(2008.1.13)

産卵前の♀
腹部がパンパンに膨れている。
(2009.3.29)

産卵前の♀A
マツの雄花にいた。
(2009.3.29)
 
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